me

Ryosuke Nishida

hosi_mo / ほしーもさん

テクニカルディレクター @ ライトフライヤースタジオ

C++ / C# | Game Development
Script / Camera / Graphics / DataSchema

週末は昼からビール飲んで寝てたい
お料理と相撲とお風呂がすき

広州 | エネルギーの塊みたいな夜景


三泊四日の広州滞在。2日目

中国のマクドナルドでは粥が食べられるらしい。


粥が含まれるセットを店員に身振り手振りで伝え、なんとか確保した。粥はとてもぬるく、ハッシュドポテトと油条がセットで付いていた


炭水化物しかないじゃないか…

IMG_2235揚げ物2つと粥とコーヒー

guanzhou_morning_drive車が多い。この数秒に何台車が通過したのか


ホテルの窓から外を見ると、公園で太極拳をしている集団がいた

IMG_2240太極拳グループは複数いて、朝の公園は社交場のようになっていた

IMG_2243植木とセットになっている歩道橋を初めてみた


日中はひたすらミーティングのため、いろいろなオフィスを周って過ごす
人口が日本の10倍ある国でのビジネス規模に打ちのめされた

IMG_2257 ネットイースカフェのコーヒー


エネルギーの塊のような夜景

夜は食事の予定が入っていた。フォーシーズンズの中に入っている伝統的な広東料理の店1のようだ

IMG_2264ピータンに花びらがのっているのを初めてみた

IMG_2274テッカテカに輝く鶏肉

IMG_2275 キャラメリゼされているのか表面がぱりぱりするチャーシュー

IMG_2282 蟹味噌?の混ぜご飯

IMG_2285 チャーシュー入りのパイ。めちゃくちゃに甘かった


食事は美味しいのだが、レストランから見える景色の情報量に目眩がしそうになる

guanzhou_night_view エネルギーの塊みたいな夜景だ

天空のレストランのそのさらに上

このレストランが入っているビルの上層階にはフォーシーズンズが入居し、70階から100階までが吹き抜けになっている。

ビルの70階から上を吹き抜けにする…?そんな設計のアグレッシブさに目眩がする

IMG_2297 70階から上を見上げたところ

IMG_2309 上から下を覗き込む


この一番上にはバーが入っているらしい。ここまで来たらいくしかない

IMG_2307 TIAN BAR

IMG_2310 周りの高層ビルがミニチュアに見えてくる


バーでは屈強な外国人スタッフが英語で対応してくれた。

爆音でクラブミュージックが流れ、シグネチャーカクテルか何かを飲んだ気がする。

メニューの葉巻の値段は日本の5倍以上した。


あまりの情報量に圧倒され、もう胸もお腹もいっぱいになっていた。


ホテルに帰ろう

IMG_2312 六本木ヒルズ森タワーを縦に二つ繋げたのかな?


タクシーから外を見上げると、ついさっきまでそこにいた超高層ビルが見えた


わたしは静かにホテルまで運ばれていった

目の当たりにした巨大なエネルギーが身体を渦巻いていて、到底眠ることなどできなかった。



僕たちはこれを探していたんだ

とにかく地面を感じよう

ホテルを出て、当てもなく歩くことにした

夜にもかかわらず、床屋もクリーニング店も普通に営業している

guanzhou_night_dog大陸の野良犬に少しビビるなどする


いつの間にか壁に囲まれた道に辿り着く

あまりにも何もない。政府が区画ごと整備する地区に入ってしまったようだ。

これを抜けたら大人しく帰ろう…

IMG_2320この壁の外は広大な空き地のようになっていた


道を抜けると、商店街のような道路に辿り着いた

道端で酒を飲む人間、鍋をつついて食事をする人々



「あの看板、ビールって書いてない?ビールだよね??

私の目はルンルンに輝いていた

IMG_2333

恐る恐る中を覗くと、客は誰もいない

指差しで中で飲んでいいか確認し、招き入れられる

IMG_2330もしかして、ここで作っている?しかも大量に


メニューのビールを注文すると、そのまま大きなタンクから注いでくれた

(この店、大当たりじゃないか)

IMG_2325慣れた手つきでタンクから注ぐ

IMG_2326お世辞抜きに美味しい。たくさん飲める味わいだ

IMG_2329 メニュー表。値段に注目


僕たちはここを探していたんだ!

満面の笑みで肩を抱き合い、ビールをガブガブ飲んでいく

500mlで400円しない、値段もどうかしていた


外を見ると、Tシャツを上にまくり、腹を出しながら歩く中年男性の姿を見かける

一人や二人ではなく、何人も見かける


腹にビールを流し込み、酔いも回ったし

なんだか今日はいい日かもしれないね。

ホテルに帰ろう。

そうだ、僕たちもお腹を出しながら帰ってみようか

IMG_2336

誰も気にしている人などいない。


腹を出しながら歩いていると、圧倒的なエネルギーに驚き火照った身体が

すこしずつ冷えていくのを感じた

僕は広州のことが好きになった

つづく

Footnotes

  1. YU YUE HEEN