広州 | 車間距離の無さに面食らう
三泊四日の初めての広州滞在。
空港からタクシーで中心街に向かう車中ですでに面食らっていた
中心へ近づくにつれ、車の量がどんどん増えてゆく
車窓から見えるビルには光り輝く立冬の文字
車間距離という概念は存在しない
とにかく車が多い。というか運転荒くない?そんなにクラクション鳴らさなくてよくない?
ぎゅうぎゅう詰めの車間を、クラクションに手をそえたまま運転する運転手の横顔が静かで、
ああこれが日常なのかと感じる
中国では絶対に警察の前でふざけたりしないこと。
すぐに拘束されるぞと念押しされていたところに警察のバイクを見かけて少しドキドキした
大量にならぶ警察のバイクに身が引き締まる
ホテルに荷物を預け、まずは腹ごしらえをするためぞろぞろと街を歩く。中国東北料理の店に入った
奥のテーブルには、男数人が白酒を飲み大声で宴会をしていた。大量に残した料理と、山盛りのピーナツに異国を感じる
これがハルビンビールというやつか
ウイグル自治区のビールらしい。東北料理だから置いていたのか
豚の皮の煮凝り。というか量多くない?
一人用という概念はないらしい
奥のテーブルのピーナツおじさんたちは急に解散して帰っていった。大量の食事が残されているのを見るも、そもそも量多いしね。わかるよ。となる
メニュー表に直接チェックを書くスタイル
結局残してしまった
異国のビールを飲み、各々が単菜や麺、水餃子などを食べて分け合う
東北料理は味噌っぽい甘い味付けが多いようだ
会計は一人当たり1500円弱。え、安くない?
ホテルの横は広大な公園が広がっていた
ホテルに戻り、売店で買ったハルビンビールを開けたらプルタブだけ飛んでいった
どうせいっちゅうねん
ホテルはやたら窓が大きかった
何せ先ほど夜に到着したばかりだ
まだこの都市のことを何もわかっていない
明日もまた面食らうのだろう
つづく